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2015年ももうあと僅か。
今年も複数のスマートフォンが発売されましたが、個人的には特にキャリア版機種で「不作感」が強かったかな、という印象があります。
というわけで、今回は価格.comのユーザー評価で最も評価が低かった機種、ワースト5を項目別にランキングにしてみました。
2015年発売のスマートフォン、項目別評価ワースト5
満足度評価(総合)ワースト5
|
機種 |
総合満足度 |
1位 |
AQUOS PAD SH-05G docomo |
2.86 |
2位 |
MADOSMA Q501WH |
3.34 |
3位 |
Galaxy S6 edge SCV31 |
3.38 |
4位 |
INFOBAR A03 au |
3.40 |
5位 |
DIGNO C 404KC ワイモバイ |
3.42 |
バッテリー持ち評価ワースト5
|
機種 |
バッテリー評価 |
1位 |
FLEAZ POP |
2.04 |
2位 |
Galaxy S6 edge SCV31 au |
2.57 |
3位 |
HTC J butterfly HTV31 au |
2.57 |
4位 |
AQUOS PAD SH-05G docomo |
2.78 |
5位 |
INFOBAR A03 au |
2.89 |
レスポンス評価ワースト5
|
機種 |
レスポンス評価 |
1位 |
AQUOS PAD SH-05G docomo |
2.33 |
2位 |
FREETEL Priori3 LTE |
2.87 |
3位 |
DIGNO C 404KC |
3.04 |
4位 |
pigu SIMフリー |
3.24 |
5位 |
FLEAZ POP |
3.24 |
通話音質評価ワースト5
|
機種 |
通話音質評価 |
1位 |
FLEAZ POP |
2.40 |
2位 |
Galaxy S6 edge SCV31 64GB au |
2.83 |
3位 |
FREETEL Priori3 LTE |
3.01 |
4位 |
Galaxy S6 edge SCV31 32GB au |
3.13 |
5位 |
DIGNO C 404KC ワイモバイル |
3.27 |
ディスプレイ評価ワースト5
|
機種 |
ディスプレイ評価 |
1位 |
ポラロイド pigu |
2.24 |
2位 |
DIGNO C 404KC ワイモバイル |
3.24 |
3位 |
G2 mini LG-D620J |
3.41 |
4位 |
コヴィア・ネットワークス FLEAZ POP |
3.53 |
5位 |
京セラ TORQUE G02 au |
3.73 |
ボタン操作評価ワースト5
|
機種 |
ボタン操作評価 |
1位 |
コヴィア・ネットワークス FLEAZ POP |
2.87 |
2位 |
プラスワン・マーケティング FREETEL Priori3 LTE |
2.89 |
3位 |
京セラ DIGNO C 404KC ワイモバイル |
3.04 |
4位 |
サムスン Galaxy S6 edge SCV31 32GB au |
3.21 |
5位 |
京セラ INFOBAR A03 au |
3.21 |
データは12月25日時点のもの。
総合満足で不名誉なワースト1評価となったのはドコモの大型ファブレット、「AQUOS PAD SH-05G docomo」。
2位に0.5ポイント近く差をつけ、今年リリースされたスマホの中で唯一総合満足度が2点台となっています。
この機種はとにかく動作のカクつきの酷さとバッテリー持ちの悪さがネックとなっています。
小数点2桁台の差によるランキングの違いは誤差の範囲内なので特に気にする必要はないと思いますが、流石に0.50ポイント以上差がでるとちょっと無視はできないと思います。
なお、どの項目にも国内3大ブランドのXperia Zシリーズ、Arrows NXシリーズ、Aquos ZETA/SERIEシリーズの機種はランクインしていないという点も興味深いですね。
今年のキャリア版フラッグシップモデルはイマイチぱっとしなかったという気がしますが、逆に大きな問題点もなかった、ということでしょう。
また、総合ワースト3位のauの「Galaxy S6 edge SCV31」。
この機種はどの項目でもワースト1にはなっていませんが、複数項目でランクインしていますね。
こう見ると、結局、総合的な満足度はバッテリー持ちと一番相関関係が強いことがよくわかります。
つまり、どんだけデザインが良くとも、ベンチがよくとも、便利な機能を搭載していても、バッテリー持ちが悪かったら結局ユーザーは満足しない、ということですね。
なお、これはちゃんと数値を出したわけではありませんが、全体的にバッテリー持ち評価に関しては昨年モデルより今年のモデルのほうが悪い、という印象があります。
これはAndroidのメジャー機種の多くがあの発熱問題を抱えるS810を搭載していた、という点もあると思います。
ただ、それだけでなく、ここ最近、多くの機種で薄型化の弊害?としてバッテリー容量が減る傾向にあり、これも電池持ちの悪化に拍車をかけていると思います。
大多数のユーザーが望む「薄さよりも電池持ち」という声。
どうしてこの声が届かないのか不思議ですが、この点は各メーカーさん(特にアップルやソニーモバイル)、肝に銘じて欲しいですね。