Quantcast
Channel: スマホ評価・不具合ニュース » TORQUE G02 au

TORQUE G02、一部で画面の明るさが勝手に変わる不具合

$
0
0

201507190955

先日発売されたauの今夏モデル「TORQUE G02」。
前モデルの「TORQUE G01」ではSIMカードが勝手に飛び出るなどという、あり得ないハード的な不具合が一部で発生しているようですが、今のところ「TORQUE G02」では使用に支障をきたすような致命的な不具合報告は挙がっていないようです。

ただ、ディスプレイまわりでちょっと気になる問題報告があります。

具体的には、画面の輝度(明るさ)が、自動調整をオフにしているにも関わらず勝手に暗くなる、という症状。

価格.comや2chを中心に数件の報告が挙がっています。

輝度の自動調整をオンにしていないのにもかかわらずディスプレイの明るさが勝手に変わる、という症状は夏モデルのXperia Z4などでも報告があります。

おそらくこの症状の多くは発熱を抑えるため、端末が一定温度に達するとマニュアルでの輝度を調整を無視して輝度を落とす、という仕様である可能性が高いと思われます。

よって、TORQUE G02のこの「勝手に輝度低下」も同様の原因で発生している可能性はあります。

ただ、この機種では今のところ、S810搭載機種のような発熱問題が報告されていないという点、また、au側が修理対応をしている点からして原因は別のところにあり、仕様ではなく不具合である可能性も十分にありますね。


タフネススマホ、TORQUE G02が全然タフじゃない件-発熱と放熱問題?

$
0
0

201507271248

auの夏モデルとして発売された京セラの「TORQUE G02」。

外観からも分かるように、この機種は堅牢さ、つまり「タフネス」を売りにしていますが、実際にはタフどころか、他の機種よりも環境に左右されやすいようです。

以前もお伝えしたように、この機種では自動輝度調整をオフにして輝度を最大にしていても、端末温度が上がると明るさが勝手に下るという問題が報告されています。

これ自体は発熱による端末の破損などを避けるための仕様ですが、問題は一旦これがキックインすると、外などの明るい場所でディスプレイがほとんど見えなくなるという点。

そして、その強制的に輝度低下がされる閾値温度についても、一部では35℃程度だと言われています。

普通に考えて夏場に気温が35℃を超えることなどザラです。

また、この他にも、TORQUE G02では端末の発熱が一定温度に達するとGPSが機能しなくなるとの報告も多数挙がっています。

これは山登りなどをする人にとってはある意味「致命的」ですね。

もちろん、発熱による機能制限はどの機種にもありまが、この機種の問題の根源は「発熱」ではなく放熱・排熱ではないかと思われます。

あくまで個人的な推測ですが:

アウトドアなどでの使用を想定→堅牢な外装に→放熱性低下→熱が篭る→機能障害が発生しやすい

ということのような気がします。

つまり、タフネスという最大の売りが最大の欠点になってしまっている、ということでしょうか。

 

夏のアウトドアなど、タフな環境での使用を想定して購入する人が多いと思われますが、こういった使い方を想定するのならむしろこの機種は避けた方がいいかもしれません。

2015年発売のスマートフォン比較、「最悪機種」はあのモデル。項目別評価ワースト5ランキング

$
0
0

201512251228

2015年ももうあと僅か。

今年も複数のスマートフォンが発売されましたが、個人的には特にキャリア版機種で「不作感」が強かったかな、という印象があります。

というわけで、今回は価格.comのユーザー評価で最も評価が低かった機種、ワースト5を項目別にランキングにしてみました。

2015年発売のスマートフォン、項目別評価ワースト5

満足度評価(総合)ワースト5

機種 総合満足度
1位 AQUOS PAD SH-05G docomo 2.86
2位 MADOSMA Q501WH 3.34
3位 Galaxy S6 edge SCV31 3.38
4位 INFOBAR A03 au 3.40
5位 DIGNO C 404KC ワイモバイ 3.42

バッテリー持ち評価ワースト5

機種 バッテリー評価
1位 FLEAZ POP 2.04
2位 Galaxy S6 edge SCV31 au 2.57
3位 HTC J butterfly HTV31 au 2.57
4位 AQUOS PAD SH-05G docomo 2.78
5位 INFOBAR A03 au 2.89

レスポンス評価ワースト5

機種 レスポンス評価
1位 AQUOS PAD SH-05G docomo 2.33
2位 FREETEL Priori3 LTE 2.87
3位 DIGNO C 404KC 3.04
4位 pigu SIMフリー 3.24
5位 FLEAZ POP 3.24

通話音質評価ワースト5

機種 通話音質評価
1位 FLEAZ POP 2.40
2位 Galaxy S6 edge SCV31 64GB au 2.83
3位 FREETEL Priori3 LTE 3.01
4位 Galaxy S6 edge SCV31 32GB au 3.13
5位 DIGNO C 404KC ワイモバイル 3.27

ディスプレイ評価ワースト5

機種 ディスプレイ評価
1位 ポラロイド pigu 2.24
2位 DIGNO C 404KC ワイモバイル 3.24
3位 G2 mini LG-D620J 3.41
4位 コヴィア・ネットワークス FLEAZ POP 3.53
5位 京セラ TORQUE G02 au 3.73

ボタン操作評価ワースト5

機種 ボタン操作評価
1位 コヴィア・ネットワークス FLEAZ POP 2.87
2位 プラスワン・マーケティング FREETEL Priori3 LTE 2.89
3位 京セラ DIGNO C 404KC ワイモバイル 3.04
4位 サムスン Galaxy S6 edge SCV31 32GB au 3.21
5位 京セラ INFOBAR A03 au 3.21

データは12月25日時点のもの。

総合満足で不名誉なワースト1評価となったのはドコモの大型ファブレット、「AQUOS PAD SH-05G docomo」

2位に0.5ポイント近く差をつけ、今年リリースされたスマホの中で唯一総合満足度が2点台となっています。

この機種はとにかく動作のカクつきの酷さとバッテリー持ちの悪さがネックとなっています。

小数点2桁台の差によるランキングの違いは誤差の範囲内なので特に気にする必要はないと思いますが、流石に0.50ポイント以上差がでるとちょっと無視はできないと思います。

なお、どの項目にも国内3大ブランドのXperia Zシリーズ、Arrows NXシリーズ、Aquos ZETA/SERIEシリーズの機種はランクインしていないという点も興味深いですね。

今年のキャリア版フラッグシップモデルはイマイチぱっとしなかったという気がしますが、逆に大きな問題点もなかった、ということでしょう。

また、総合ワースト3位のauの「Galaxy S6 edge SCV31」。

この機種はどの項目でもワースト1にはなっていませんが、複数項目でランクインしていますね。

こう見ると、結局、総合的な満足度はバッテリー持ちと一番相関関係が強いことがよくわかります。

つまり、どんだけデザインが良くとも、ベンチがよくとも、便利な機能を搭載していても、バッテリー持ちが悪かったら結局ユーザーは満足しない、ということですね。

なお、これはちゃんと数値を出したわけではありませんが、全体的にバッテリー持ち評価に関しては昨年モデルより今年のモデルのほうが悪い、という印象があります。

これはAndroidのメジャー機種の多くがあの発熱問題を抱えるS810を搭載していた、という点もあると思います。

ただ、それだけでなく、ここ最近、多くの機種で薄型化の弊害?としてバッテリー容量が減る傾向にあり、これも電池持ちの悪化に拍車をかけていると思います。

大多数のユーザーが望む「薄さよりも電池持ち」という声。

どうしてこの声が届かないのか不思議ですが、この点は各メーカーさん(特にアップルやソニーモバイル)、肝に銘じて欲しいですね。